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社長日記
VOL.2 祭と府中
 府中には祭り好きな人が実に多いと喜んでいる、社長の加藤です。
武蔵国の国府「府中」でもっとも華やかな祭りはなんといっても大國魂神社の例大祭「くらやみ祭」です。くらやみ祭といわれる由縁は、神輿渡卸(みこしとぎょ)が深夜、街のあかりをすべて消した真っ暗闇のなかで行われていたことによりますが、これは「神様を見ると目がつぶれる」というような日本古来の風習によるものです。江戸時代後半の記録によると、祭の夜、「宿場内は立ち並んだ高張提灯や家々の丸提灯で真昼のように明るく、見物人が群れをなし、数十件ある旅籠屋(はたご)は見物の旅人で、すし詰めであったといいます。

 くらやみ祭りは毎年4月の30日の早朝、神職らが心身を祓い清め、また品川沖でお清めに用いる潮水を汲む「海上禊祓来式(かいじょうみそぎはらいしき)」に始まります。
その後「御鏡磨祭(みかがみすりさい)」、「駒くらべ」、「御綱掛祭(みつなかけさい)」と続き、5月5日に「神輿渡御」を迎えます。クライマックスは何といっても「神輿渡御」です。

 口径2mの六張りの大太鼓と八基の神輿がその勇壮さを競い合います。掛け声も勇ましく市内から御旅所までを練り歩き、その賑やかさは想像以上に盛大さです。

 祭は翌日の還後「鎮座祭」で幕を閉じますが、7日間に渡る一連の神事に府中は沸き立ち熱気に包まれます。その頃はまさにゴールデンウイーク、ぜひ一度見物にお越しください。
府中の印象がきっと一変することでしょう。
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